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「建てる」と「使う」、「完成」と「未完成」。そのあいだにあるグレーな領域にこそ、建築のおもしろさがある。長坂常が提案する半建築は、暮らしの中にある違和感や偶然、使い手の工夫を考えながら、自由で柔らかな空間を形づくる試み。空間は完璧さを競うような建築ではなく、あいまいさや変化を抱きとめる余白のある佇まいが大切と話し、さらに素材やディテールへの深い理解が、空間に豊かな呼吸をもたらす建築のおもしろさが詰まった読み応えのある一冊。
著者: 長坂常
2022
256ページ+Softcover
サイズ:190×127mm
発行:フィルムアート社
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